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see this page in Thai?, click here 9月23日、遅い5日間の夏期休暇を利用して僕はバンコクへ向かった。2000年の上海留学時代に知り合ったタイ人の友人、Jack(ジャック)に会うためだ。僕らは上海交通大学で留学していたころ、彼のサッカー友達の紹介で知り合った。今は留学を終えて僕と同様、母国で働いている。僕が上海留学を終える前日に、上海のタイ料理屋でご馳走になったことを昨日のことのように覚えている。(上海留学日記2000内の日記参照)タイという国を身近に感じるようになったのはジャックの影響が大きい。 いつの日かまた会おうと上海で約束をしたあの日から早くも2年半の月日が流れていた。 ▼福岡から空路でバンコクへ。所要時間は5時間。笑顔の乗務員に囲まれて早くも気分はタイランド。10月にバンコクでAPEC(アジア太平洋経済協力会議)が開催されることもあって、機内の英字新聞の内容はAPEC一色。シートデザインにもAPECのロゴが。
▼バンコク国際空港(ドン・ムアン空港)にはジャックが待っていた。2年半ぶりに再会を果たし、彼の運転する車でジャックの通っていた大学を見学。学生は制服着用というのは日本と違っていて新鮮な感じ。
▼僕が泊ったホテル(モンティエンホテル)の前には「パッポン通り」と呼ばれる歓楽街がある。日本人向けのバーやクラブ、マッサージ、ゴーゴー・バーといったお店が並ぶ。通りの中央は昼間は車が行き交うが、夜になると無数の屋台が立ち並び、すれ違うのも大変なくらいだ。
▼チャオプラヤ河沿いのお洒落なレストランで夕食。市中心から南に車を走らせること20分、現地の人に人気のシーフードレストラン。 タイ料理に関して僕は無知だ。トム・ヤム・クン(酸味のきいたエビ入りスープ)をシチューを食べるようにスプーンですくって食べていたら、注意されてしまった。左手にフォーク、右手にスプーンを持ち、ご飯の上に添えてご飯といっしょに口に運ぶ。これが正しい食べ方なのだ。 これは絶対に食べないとだめだ!と最後に勧められた料理が「マンゴーとライスのココナッツミルク和え」、あまり食べる気がしなかったが、食べてみてびっくり。パリパリしたご飯とココナッミルク、そしてマンゴーの3つが奏でるハーモニーにすっかりはまってしまった。 ジャックが言った。「僕はタイという国を誇りに思っているわけではない。ただ、タイ料理に関しては世界でナンバーワンだと思うよ。」
▼ジャックは平日は仕事が忙しく、夜一緒に食事をするぐらいで、ほとんどの時間を1人で過ごした。「今度バンコクへ来るときは、平日じゃなくて週末に来いよ!」と言われ、次の再会を誓った。気が付けば僕は帰国の途についていた。
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