飛行場に熊本からの堀シャンソン教室の趙さん一行を出迎えに行った。彼らは今日から4日間の予定で上海に滞在し、明日2日に華亭ホテルでコンサートを開く。
話によると昨日、趙さんの経営する中華料理屋に偶然、毎日新聞社の記者が買い物に来て、上海でコンサートを開くことを知った彼はすぐに取材を開始し、今日の熊本の朝刊に下の記事が掲載されたらしい。
僕は明日のコンサートの中で日本語と中国語で挨拶をする予定。人と人との出会いというのは本当に不思議なものである。友人と出会い中国語を始め、上海に留学に来て、一方熊本では趙さんと出会い、明日彼らの夢の手伝いをする。
2001年2月1日付 毎日新聞 熊本 に掲載されました

熊本市尾ノ上の「堀シャンソン教室」(堀直敏さん主宰)の生徒ら8人が2日、中国・上海市でシャンソンコンサートを開く。生徒の一人で、在日中国人の趙美麗さん(53)=同市梶尾町=の「母親の故郷の上海市でコンサートを開きたい」との願いに教室が賛同し、実現した。【姜 弘修】
趙さんは熊本市生まれ。子育てが一段落した12年前にシャンソンを習い始め、全日本アマチュアシャンソンコンクールに1995年から5年連続で九州代表として出場し、奨励賞を2回受賞。県内外でコンサートも開いている。シャンソンにはまったのは「歌好きの両親の影響かも」という。
母親の張剣心さん(74)は39年、長崎市にいた兄を訪ねて来日。戦争のため、そのまま国交が回復する72年まで故郷に行き来できなかった。趙さんは上海市を数回訪ねるうち「いつか母親の親類たちにシャンソンを聴かせてあげたい」と希望していたが、それを聞いた上海交通大に留学している知人が会場のホテルなどを手配。教室の仲間も出演を快諾した。
コンサートは入場無料で開かれ、張さんの兄弟や親類を招待。日本人留学生やビジネスマンも集まる。出演は教室の生徒のほか、趙さんの妹で兵庫県芦屋市に住む費麗莉さん(52)も出演する。張さんは「わざわざ歌いに行くなんて」と言いながら、親類などに電話をかけ、うれしそうに娘2人のコンサートを知らせて回ったという。
趙さんは「コンサートが実現できてうれしい。いい歌を歌い、みんなが喜んでくれれば最高」と話し、費さんも「アマチュアなので上海の人と一緒にコンサートを楽しむつもり」と開演を心待ちにしていた。将来、古里をしのびながら亡くなった父親の故郷、中国・山東省でもコンサートを開きたいという。
「2001年2月1日付 毎日新聞 熊本 に掲載された記事」
