前回は、Google Colabを使って「print( f” ”)」で文字を表示するところまで学びました。
今回は、Pythonで計算をしてみながら、変数 と 演算 の基本を理解していきましょう。
■ 変数とは?
「変数(へんすう)」とは、データ(値)を一時的にしまっておく“箱”のようなものです。
たとえば、次のように書くと、a という箱に「5」という値が入ります。
Python
a = 5
このように「=」を使うことで、値を変数に代入(保存)できます。
試しに、変数を使って計算してみましょう。
Python
a = 5
b = 8
print(f"{a + b}")
実行すると──
Python
13
と表示されます。
Pythonは変数に入っている値を使って、自動的に計算してくれます。
■ 計算(演算)のいろいろ
Pythonでは、次のような**演算子(えんざんし)**を使って、さまざまな計算ができます。
| 演算子 | 内容 | 例 | 結果 |
|---|---|---|---|
| + | 足し算 | 3 + 4 | 7 |
| – | 引き算 | 10 – 2 | 8 |
| * | 掛け算 | 5 * 6 | 30 |
| / | 割り算(小数) | 8 / 3 | 2.6666… |
| // | 割り算(整数) | 8 // 3 | 2 |
| % | 割り算のあまり | 8 % 3 | 2 |
| ** | べき乗 | 2 ** 3 | 8 |
実際にColabに入力して、ひとつずつ試してみましょう。
結果を予想してから実行すると、理解が深まります!
■ 変数を使うと便利な理由
たとえば、同じ計算を何度も行うとき、
変数を使えば値をまとめて管理できるので、とても便利です。
Python
x = 12
y = 7
print(f"{x} × {y} = {x * y}")
print(f"{x} + {y} = {x + y}")
print(f"{x} - {y} = {x - y}")
結果:
Python
12 × 7 = 84
12 + 7 = 19
12 - 7 = 5
途中で x や y の値を変えたくなっても、
変数の中身を1行だけ書き換えれば、すべての計算結果が自動で更新されます。
■ 文字と数値を組み合わせる
f-stringを使えば、文字と数値を簡単に混ぜて表示できます。
たとえば、次のように書けます。
Python
name = "太郎"
age = 17
print(f"{name}は{age}歳です")
結果:
Python
太郎は17歳です
{} の中に変数を書くだけで、自動的に文字と組み合わせてくれます。
とても見やすく、Pythonではこのf-stringが標準的な書き方になっています。
■ まとめ
| 内容 | 説明 |
|---|---|
| 変数 | 値を保存しておく箱のようなもの |
| 演算子 | 足し算・引き算などを行うための記号 |
| f-string | 文字や数値を自然に組み合わせて表示できる便利な書き方(Python 3.6以降) |

■ 次回予告
次回は、プログラミングで重要な「条件分岐(if文)」について学びます。
「もし〇〇なら〜する」という考え方がわかると、
自分で判断できるプログラムが作れるようになります!