再び北京へ ベタな観光
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万里の長城（八達嶺）
２００８年１月７日 深センを友人と満喫後、夕方の飛行機で再び北京へ
昨日の昼に北京から深センへ来たばかりだが、今日の夕方には再び北京へ戻らなければならない。今日は１日限られた時間で、深センを満喫しようっと。それにしても北京のスティーブンには申し訳ないが、やはり友人のマンションよりもお金を出して泊まるホテルの方が気を使わなくて、ゆっくり休める。
午前１０時に余治が僕の泊まっているホテルに迎えにやってきた。「どこに行きたいか？」と聞かれ、日本から持ってきたガイドブックの「深セン」のページを眺めていると、「ここと、ここはもう潰れて無いよ」と教えてくれた。実に、紹介されている７施設のうち、３施設がもう営業していないとのこと。それだけ深センは変化が激しいらしい。２００８年版の「○○の歩き方」を持ってきていたのに・・・。出版社に教えてあげたいくらいだ。
結局、余治のお薦めの「世界の窓」というテーマパークへ行くことにした。その前に腹ごしらえに、市政府近くの「稲香」という飲茶レストランに行った。稲香は正式名称は、稲香控股有限公司。サーチナによると、香港と中国・華南地区でそれぞれ４２店舗、７店舗のレストランを経営する香港企業で、創業から業績増が続く、新進中華料理チェーンと説明がある。
稲香は余治のイチオシのレストランで、香港で食べるよりもこっちで食べた方が安くていいよと教えてくれた。このレストラン、デパートの中にあるのだが、とても広い。ソファー席や、丸テーブル席など、複数のレストランが併設しているかのような広さだ。お昼時ということもあり、どこもかしこもお客さんで埋め尽くされている。ここで、余治と彼の同僚の市政府の人の３人で、腹いっぱい飲茶や点心を食べた。やはり、食在広東！こちらで食べる料理は美味だ。
 レストラン「稲香」にて |
▼「稲香」にて 食した料理の数々（動画）
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 レストラン「稲香」にて |
▼「稲香」にて 粽をはさみでチョキチョキ（動画）
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腹ごしらえが終わって、時間はすでに午後１時半。余治の同僚がテーマパーク「世界の窓」まで、車で送ってくれた。世界の窓は、敷地面積４８万平方キロメートルの中に、１３０を越える国々の風景を再現したテーマパークで、民族紹介のステージや、ちょっとした遊園地のようなアトラクションもある。行く前は、大人が行って本当に楽しいのか？あまり期待はしていなかったが、正直、かなり楽しめる。エッフェル塔は、エレベーターになっていて、本当に展望台まであがることができるし、アルプスのコーナー（ALPS ICE AND SNOW WORLD）には、本物のアイススケートリンクやスキー場まである。日本紹介のエリアでは、皇居のミニチュアが展示されていて、隣でちょうど日本の伝統文化を紹介する目的なのか？着物を着た中国人による安っぽいステージショーが行われていた。
 テーマパーク「世界の窓」にて 入り口 |
▼テーマパーク「世界の窓」にて（動画）
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 テーマパーク「世界の窓」にて |
 テーマパーク「世界の窓」にて |
 「世界の窓」にて 日本文化紹介のステージ |
▼「世界之窓」にて 日本文化の紹介（動画）
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 「世界の窓」にて フランス紹介のコーナー |
 「世界の窓」にて ナイアガラの滝のコーナー |
 「世界の窓」にてアルプスのコーナー |
 「世界の窓」本物のスケートリンクが・・・ |
余治によると、「世界の窓」は中国全土でも結構な人気観光スポットらしい。平日なので、それほど人は多くないが、週末になると、かなりの賑わいになるらしい。
時間は夕方の４時をまわろうとしていた。「世界の窓」の外には、余治の友達の車が、僕を空港へ送るために待っていた。昨日、空港から市内に送ってくれたあの友達がまた来てくれたのだった。中国人の友達関係の強さにただただ感心するばかり。そういえば、留学していた８年前に、福建省の友達から、「中国は国が広いから、一旦実家を出たらあとは友達を頼りにして生きるんだよ」と言われた言葉を思い出した。これには良い面、悪い面あるが、こういう絆の深い人付き合いが僕は嫌いじゃない。
昨日の昼に深センに着いたばかりだが、もう北京へ戻る時間が迫っていた。「今度来るときはもう少しゆっくり滞在しろよ」と言われ、僕は、１８時５５分の飛行機で深センをあとにした。
深センは気候が暖かいせいか、人の雰囲気やサービスも温和でほのぼのとした印象を受けた。南国特有の何というか・・・。北京や上海とは違った人の感じだった。
 深セン市内 日本車が目立つ |
 深セン空港にて 北京へ戻る |
北京へ着いたのは夜の１０時。再び、氷点下近い、北京に降り立った。覚悟してジャンパーを羽織りながら、タラップを降りる。携帯電話を入れると、北京の友達のスティーブンからメールが入っていた。マッサージに連れて行ってあげるとのこと。もういいかげんに疲れたよと思ったが、スティーブンと今度いつ会えるかも分からないので、誘いにのることにした。
 再び北京首都空港へ降り立つ |
 北京に着くとスティーブンからメールが入っていた |
今晩は、スティーブンのマンションではなく、王府井に近いホテルを予約していた。空港からホテルまでタクシーで頼んでもいないのに、びっくりするほど飛ばされて約２０分。時速１５０キロくらいスピードを出されて、生きた心地がしなかった。でも、おかげで、２３時前にはホテルへ着き、ホテルで休む間もなく、迎え来たスティーブンの車に乗り込んだ。
新しくオープンした「BODHI Sense」というマッサージに案内してくれた。チェーン店で工人体育場の方にあったお店が、亮馬橋路の方にも支店を出したらしい。今ならオープン特価で約１３０元する足つぼマッサージを９０元（約１３５０円）で受けることができた。８０分ゆっくり時間をかけて、足だけでなく腰や肩もほぐしてくれる。日本ではこの値段でこのサービスはありえない。フルーツやドリンク付きで、テレビを見ながらリッチな気分でサービスを受けることができる。
長旅で疲れがたまっていたからか、マッサージを受けながらあまりの心地よさに眠り込んでしまった・・・。こんな体験初めてだ。スティーブンは週に１回は疲れを癒しにマッサージへ行くらしい。医者の父親を持つスティーブンの話なので、説得力がある。
 北京へ戻るなり友達からマッサージに誘われた |
 BODHI Senseにて マッサージ中・・・ |
明後日は早朝の便で日本へ帰るので、実際のところ、北京でゆっくりできるのは明日の１日だけだ。翌日へ
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