・ミッドタウン1 |
■ハーレム ハーレムはセントラル・パークの北に位置するアフリカ系アメリカ人の文化とビジネスの中心地。いわゆる黒人街だ。教会のゴスペル音楽はここから生まれたらしい。20世紀には、黒人文化が長く続いたが、一方で犯罪と貧困に喘ぐ地域でもあった場所とのこと。現在は治安改善政策により驚くほど環境は改善されたらしい。(このパラグラフはWikipediaの記事を一部引用しています。) メインストリートの125St.を歩くと露店やショップが並んでいる。確かに周りは黒人ばっかりだ。
特にお土産を買う予定もないので、自転車を押しながら、メインストリートの125St.の雰囲気を味わう。ふろしきを広げて、雑貨を売っている人の横で、ひたすら呪文のように何かつぶやいている黒人がいる。よく聞くと、「ポット、ポット」と言っている。何だ?ポットって?僕はすぐに分かった。たしか、ポットってマリファナを意味するスラングだったよな。ということはこの人たちは麻薬の密売人か?ぞっとして、メインストリートをあとにした。
マンハッタンはイタリア系の人たちが住んでいるリトル・イタリーや中華系の人たちのチャイナ・タウンなど民族それぞれの住みかが分かれている。こういうのって自然に形成されていくのだろう。ハーレムはゴスペルやジャズクラブ、ソウルフードなどで有名なので、今度来たときはゴスペルでも鑑賞に行くか。だけどマリファナはごめんだ。次はアッパー・イースト・サイドへ |
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