・ミッドタウン1 |
■ミッドタウン2 国連ビル(The United Nations) せっかくだから国連ビルでも見ておこうか。僕はエンパイア・ステート・ビルをあとにして、東に向かって歩き出した。ただ、小腹がすいたので、途中、「PAPAYA DOG」というホットドッグ屋で燃料補給をした。アメリカ的な巨大サイズじゃなくて、これなら食べられるというほど良いサイズ。トッピングはオニオンにしたが、これまた美味。酸味がいい感じで効いてくる。
国連ビルはミッドタウンの東端のイースト・リバー沿いに位置している。ミッドタウンの東側なので、このあたりはミッドタウン・ウェストと言うらしい。よくテレビで見る加盟国の旗がずらっと並んでいてる光景を見ようと思ったが、旗が無い・・・。警備員に聞いたところ、国旗掲揚は朝8時〜夕方4時と決まっているとのことだった。ちょうど4時を過ぎたところだったので、もう国旗は片付けたらしい。国連内部を案内するガイドツアーもすでに終了していて入ることはできなかった。
それにしても、このときに国連の警備員に聞いて返ってきた「8to4(eight to four)」(国旗は8時から4時までだ)という英語が耳について離れなかった。eight to four・・・呪文のように僕の耳に残った。すぐに国連をあとにし、ミッドタウンの中心に向かって歩き始めた。 プエルトリコデー ミッドタウンの中心が近づくとやけに騒がしい。沿道は人が溢れかえり、警察の数も半端じゃない。プエルトリコデーだった。
ニューヨークは移民の街で、100を超える民族がいっしょに暮らすすごいところだ。6月の第2日曜日のこの日(6月10日)は、プエルトリコの人たちのお祭りだったのだ。これ以外にもチャイニーズ系のパレードやヒスパニック系のパレード、ムスリムのお祭りなど、ニューヨークはパレード天国らしい。移民の街なので、年に1回自分のところのお祭りではとことん騒いで、民族としての誇りを大切にするのだろう。
パレードは南米系のノリというかとことん騒ぎまくる。沿道からも群集がプエルトリコの旗を振って盛り上げる。日本へ帰って知ったのだが、プエルトリコの音楽は今ニューヨークの若者の間で流行っているとのことだった。パレードもすごいが、そのあとの片付けも豪快だ。パレードで通った後の道路を何台もの清掃車が派手に行き交う。見ていると面白い。あっという間に道路がきれいになるのだ。アメリカならではの光景なのだろう。→次は自由の女神へ |
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